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変形性膝関節症のリハビリテーション

ここでは変形性膝関節症のリハビリテーションに関する情報を皆さまにお届けいたします。

変形性膝関節症のリハビリテーション

変形性膝関節症のリハビリテーションについてお話しいたします。これらはあくまで一例ですので、他にもたくさんの方法があります。また、一人一人の体の状態は違いますので、リハビリテーションについては医師や理学療法士などにご相談ください。

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まずは膝関節を柔らかくする

出典:理学療法ハンドブック「変形性膝関節症」 刊行物|協会の取り組み|公益社団法人日本理学療法士協会(pjapanpt.or.jp)

膝関節そのものやまわりの筋肉を柔らかくすることは、変形性膝関節症の予防、改善には欠かせません。

 

膝は「屈伸」しますので、曲げる方向と伸ばす方向にストレッチングをして、膝の可動域を広げましょう。

 

伸ばされるのは膝の裏だけではなく、ふとももの後ろ、ふくらはぎも伸ばされます。

 

⑤は、うつ伏せの姿勢が取りづらい方もおられると思います。その場合は、テーブルや机の横に立つか椅子に座って行ってみてください。

 

出典:理学療法ハンドブック「変形性膝関節症」 刊行物|協会の取り組み|公益社団法人日本理学療法士協会(pjapanpt.or.jp)

背中の姿勢・動きを改善する

加齢とともに背中が丸くなって、姿勢が崩れてくることが良くあります。

または腰が反り過ぎてしまうパターンも多く見られます。

この胸や腰といった姿勢が骨盤を傾かせてしまい、引いては膝関節の変形を誘発させる要因となります。

変形性膝関節症の初期の段階では、膝にばかり注目していると進行を止められずに悪化させてしまうかもしれません。

 

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筋力をつける

運動が低強度、高強度の2種類があります。まずは低強度から始める様にしてください。

 

ここで大切なポイントをお伝えします。イラストに書いてありますが、 1セット15~20回に設定されています。

 

もしあなたが「物足りないな」と感じられたら、回数を増やすのではなく、「セット数」を増やすようにしてください。

 

以前、私が担当させていただいた患者さんで、回数を15回から急に30回、40回と増やした方がおられました。

 

「やればやるほど効果が出る」と思われたのです。しかし、結果は激しい筋肉痛に襲われ、1週間近くも入浴や買い物などがままならない、ということになりました。

 

もし、強度を上げたい場合は、日常生活での少しの空き時間に「もう1セット」という具合に追加していきましょう。

 

1日通じて合計の回数が増えれば十分です。決して無理は禁物です。トレーニングを休まざるを得なくなったりして結局、遠回りする事になります。

 

 

出典:理学療法ハンドブック「変形性膝関節症」 刊行物|協会の取り組み|公益社団法人日本理学療法士協会(pjapanpt.or.jp)

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装具を利用する

早期の変形性膝関節症の方の中には、装具やサポーターの効果が得られる場合もあります。

 

横に金属製の支柱や、樹脂製の補強材がついているタイプ、弾力性のある素材のサポーターをベルトやマジックテープで締め付けるタイプ、保温効果のある素材でできたタイプなど種類はさまざまです。

 

足底板(そくていばん)は、足の裏に楔(くさび)を入れることで、膝関節への負担を緩和しようするものです。同じ原理で中敷きに厚みを持たせた「インソール」も使用されることもあります。

 

支柱付き膝装具や足底板は、整形外科で医師の診察により処方されます。使用方法などについては、装具の専門家である義肢装具士が説明してくれます。

 

歩行などの動作中の適合性のチェックなどは理学療法士が行います。

 

医療保険が適用されますので、料金は負担割合に応じた金額となります。

 

簡易なサポーターでしたら、ドラッグストアなどで見かけたこともあるかと思います。

 

装具に比べると安価で気軽に手に入れることができます。

 

効果ほどははっきりとはしていませんが、適度な締め付け刺激により、膝に意識を向けさせながら動いたり、歩くことはできるでしょう。

 

引用:よくわかるほねとひざ.com|中外製薬株式会社|

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外反母趾・偏平足に対処する

変形性膝関節症の患者さんの中には、外反母趾や偏平足などの足部の変形が多く見られます。

先ほど述べた脊柱の姿勢や、O脚またはX脚との関連があるともいわれています。

足部は身体と地面とが唯一、接している所です。

土台である足部に異常があることで、その上にある膝関節へ悪影響を及ぼすことが知られています。

膝の状態とともに、足底板(インソール)の作成や歩行評価を行っているクリニックや理学療法士に相談してみましょう。

 

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変形性膝関節症に対する
関節鏡視下手術

変形性膝関節症の初期の段階において、関節の中で擦り切れた軟骨やささくれだった半月板、増殖した骨膜などが浮いていることがあります。

これらが骨と骨の間で挟まったりして「ゴリゴリ」と鳴ったり痛みが出たり、膝がうまく屈伸できなかったりします。

内視鏡(カメラ)で確認しながらこれらを手術器具でクリーニングします。

加えて、

・傷ついた軟骨に軟骨移植をする。

・半月板や靭帯を修復する。

なども行います。

 

 

 

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変形性膝関節症に対する
骨切り術

大腿骨と脛骨(すね)が平行に合わさっていた関節が、軟骨が擦り減ると外側(O脚)や内側(X脚)に傾いてしまいます。痛みが強いケースで行われます。

術後、骨が癒合するまでに数か月の期間を要しますが、以降は膝をしっかりと屈伸できますので、しっかりとリハビリをすれば肉体労働やスポーツなども行うことが出来ます。

 

 

 

 

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変形性膝関節症に対する
人工関節置換術

擦り減った軟骨や炎症が起きている骨膜などを取り除いてしまうので、痛みを取り除く効果が大きいのが特徴です。

 

近年は、人工関節の部品や手術方法の進歩により、

 

 

 

変形性膝関節症のリハビリをされたい方へ

なによりもまず、変形性膝関節症にならない事が先決です。今、しっかりと鍛えておくことで、この先10年~15年とあなたの身体を支えてくれることとなるでしょう。

 

変形性膝関節症には、脚の筋力アップと、体重管理が重要です。

 

脚の筋力と体重は、お互いに影響し合う関係にあります。

 

ただやみくもに運動を行うと膝関節はおろか、他の関節まで痛めてしまうおそれがあります。

 

自己判断はなさらずに、ぜひご相談ください。

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